神無き世界のカミサマ活動 第4話
怪しげな教団の教祖の息子・卜部征人は「産霊(むすび)の儀」という儀式中に命を落として異世界へ転生した。その世界で彼に待ち受けていたのは……神と名乗るミタマの力を取り戻すために信者を集めること。どうやらミタマが発揮できる力の大きさは、信者の数に応じて変わるらしいのだが、肝心な信者数は……まさかの“0”!?「うそ…ボクの信者、いなさすぎ…」征人が楽しく暮らしている「カクリ」という村を敵から守るため、また村を発展させるためにはミタマの力が必要だという。ミタマの力を取り戻すべく、征人はあの手この手を使いながら今日も信者集めに奔走する。果たして、ミタマの信者は集まるのか。そして、征人はこの世界で生き残れるのか――!神無き世界で繰り広げられる、ポンコツ神ファンタジーが今はじまる!